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◆◆ベッドの長所と短所◆◆

一台数万円するベッドは「使うのやーめた!」と簡単に放り出せない大きな買い物。そんな買い物をしないために、ここでは迷っている方向けに、ベッドを選ぶ理由・選ばない理由を紹介します。

布団を上げ下ろししなくてすむ vs 部屋が狭くなる

ベッドにしてよかった!の声でとても多いのは、布団の上げ下ろしをしなくてすむこと。単に手間が減るだけでなく、布団を収納する押入スペースがあいて自由になります。

とはいえ、ベッドは横幅1メートル×長さ2メートルの巨大な家具。家にいる時間が長い人はベッドを邪魔に感じることが多いようです。ベッド専用の寝室を用意できるとしても、クローゼットや窓、ベッド下の収納引き出しを開け閉めできる配置を考える必要があります。

部屋のレイアウトは念入りに計画しましょう。

ベッドはほこりを吸い込む心配が少ない

ホコリ

布団の上げ下ろしは、床のほこりやダニの死骸などが空気中に舞い上がる動作です。舞い上がったほこりはゆっくりと床へ落ちます。

布団で横になると、ほこりがたまりやすい床の近くで何時間も呼吸してしまい、くしゃみや咳などのアレルギー症状を引き起こしがち。そのため高い位置で眠れるベッドの方が、アレルギー症状が出にくいと言われてます。

 

◆◆腰痛の人のベッド選び◆◆

腰痛持ちの人は硬いマットレスや布団を選ぶ傾向があります。
たしかに柔らかいマットレスは腰に負担がかかるのですが、硬いマットレスも腰に負担をかけるのです。

スプリングマットレス   たたみマットレス

ベッドが腰痛に悪いとされる理由は、腰が沈む寝姿勢になりやすいから。仰向けに寝た時、お尻は全体重の44%もの重さがかかります。
体圧分散を考慮したマットレスはお尻の重さを分散して負担を軽くしますが、質の悪いマットレスはお尻だけ沈んでしまいます。

敷き布団の場合、床が凹まない限りお尻が沈みません。
しかし寝床が硬すぎても寝姿勢が崩れるので、腰痛に布団が適しているとは言い切れません。

外国でも「腰痛には硬いマットレスが良い」との意見は根強いのですが、この通説を検証する実験が、2003年にスペインで行われました。

腰痛

腰痛患者313人を2つのグループに分けて、1つのグループには現在使っているマットレスより柔らかいマットレスを支給。もう1つのグループには硬いマットレスを支給しました。

そして3ヵ月後に腰痛の具合を調査したところ、腰痛が良くなったと答えた人の数は、柔らかいマットレスのグループに多く見られました。

腰痛持ちの人は先入観で硬いマットレスを選ぶ傾向がありますが、最善の選択とは限らないのです。
理想的な寝姿勢を保てるマットレスを探し出すことが、安眠の第一歩です。

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